世界文化遺産・富士山を登ろう! 1日目 ~八合目→山頂~

アウトドア派な先輩Dさんと、インドア派な後輩さん。
インドアで休みは大抵家でゴロゴロテレビっ子だと言い張りながらも頑張って先輩について行くんですよー。
後輩さん、なんでも登山はこれがビギナーだそうで、今回のためにぜーんぶ揃えたんだとか。うひゃー!

山小屋で休憩した時に、これまたついつい喋った縁で、このまま一緒に歩いてしまう、こっちも大阪からお越しのNさん。
なんと、この時お会いした二人と一人、お互い話してみると、大阪からのツアーバスが実は同じだった、という偶然。ほえー!

休憩~!八合目を過ぎると3000mを超えているので、酸素が薄い!頭はクラクラするし、息は切れるし。いくら登山で疲れても、過去にこんな事は無かったです。これは体力が有る無いとは別問題。慣れです、慣れ。
無理しないように自分のペースや体調を考えないといけませんね。

ここまで来たよー!
お連れサマが居ると、写真撮って貰える有り難さ。

まだまだ歩くよ、山頂まで。
振り返ってみると、こんな道を歩いてきてるんですね。あまり景色は楽しんでおりませんが(^^;)
平日で登山シーズン前だから良かったものの、そうでなければ前も後ろも人でウジャウジャで、とてもこうしてのんびりとは出来なかっただろうな、と思うと、このタイミングで登山出来るのは本当にラッキーですね。天気もそこまで悪くないし。

休憩時に「あー!なんか忘れてると思ったらアミノバイタル忘れて来た!」と言うと、Dさんが「持ってますよー」と言って下さいました。
うわーん、めっちゃ助かりますー!(つд⊂)
ちなみに私は御三方にミニバナナを一本ずつ差し上げました。私の登山の頻繁持参アイテム。

ふぃー、やっと八合五勺目まで来ました。
三人はここの山小屋「江戸屋」さんで泊まるそうで、荷物を置いて軽くし、また山頂へ向かう、と。
私は山小屋の予約なんて全くしてなくて、平日だし、人少ないし、飛び込みでも大丈夫か、くらいの気持ちで居ましたから、何なら後でお願いしよーっと、ぐらいの気持ちでしたね。

八合五勺目からの景色。雲が下に広がっていますよ。

富士山の山頂まであと900mもあるんかーい!頑張るぞー!

そうこうしてる内に、軽装になった三人とまた合流。

緑も無くて殺風景なんですが、雪もまだ残ってる所もあったり。

お、あと900m!

くぐり抜ける鳥居の柱がすごい事になってたり。小銭の突き刺し方半端ナイ!

標高が3500mもある所ですが・・・

鳥!!
鳥ってこんな所まで飛べるんですねー。酸素薄くないのかな?食べ物あるのかな?

pm3時半。九号目に到着!最後の山小屋がある場所です。
後輩さん、甘酒を購入して飲んでました。ヨユーっぽい写真撮ろう、って事で。本人はもう限界、ってさ。
私も自販機でペットボトルの500ml買いました。ここが飲み物食べ物買える最後の所なんで、500mlで500円もするんですわ!!それより下だと400円だったけど。
でも、富士山のとあるガイドさんの話だと、小さい子には自分の飲み物さえも持たせないで!という事。荷物になるし、それだけで疲れるから、って。飲み物は高くても買えばいい、って。
小さい子がバテてしまってガイドさんや親が抱っこしたりおんぶしたりという事の方が負担になりますからね~。
色んな山で登山して思うけど、小さい子が楽しそうに登山してるのは、親も楽しそうだし、段取りが良いんですよね。
あ、これオトナの登山も一緒。こうして一人で登山してても、いつの間にか仲間が増えて、一緒に歩いて、ってのもやっぱり楽しい人ばっかり。
えーっと、この先の山頂までこれといった写真がないのは、本当にキツかったからです。
気温も低い、風も強い、風強すぎて帽子取っちゃったよ。視界も真っ白、標高高いからゼエゼエ、頭クラクラ、足もフラフラ。それでも、せっかくここまで来たんだから、と何とかなんとか歩きまして。。。

pm4時半、富士山・剣ヶ峰、3776m辿り着きましたーーー!!!
一人じゃ本当に途中で諦めてたかもしれません。何度も振り返って見てくれたり、先に行って、私が後から来たら手を振ってくれたり、一緒に歩いてくれたDさん、後輩さん、Nさんには感謝感謝です!!
山頂は視界が真っ白で何も見えませんでしたが、日本で一番高い所まで来た、という達成感はひとしお。。。
登山を始めて5年・・・その始まりは屋久島でしたが、屋久島の縄文杉さえ見れりゃ、続けるつもりなんてなかったですよ。でも、まさかこんなに続けるとは自分が一番驚いています。

帰りのお鉢めぐりは富士山の火口を眺めながら。
こんなの見ると、富士山ってまだ生きてるんだなぁ、って思いましたよ。
いつ噴火するかも分からないから、その前に登れて良かったです。富士山噴火説はアチコチで聞くのでね。

ちょうど視界が明るくなった時。
これが山頂に居た時なら良かったのに。
ここからちょうど真向かいに見える所がさっき居た山頂なんですね。すっごい遠い・・・それだけ火口が大きいんだぁ。
次噴火したらどうなっちゃうんだろ、と・・・。
さすがにこのまま下山はもう体力的にキツくて無理でした。まぁ、私4連休だし焦って帰る事ないし。
お鉢めぐり、ぐるっと歩いて、pm5時半、八合五勺目の山小屋へ戻りましたー。
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